近年、作り置きレシピはとても人気があります。
休日に1週間分の作り置きをしておいて、仕事から帰ってきたら作り置きしておいたものをすぐ食べられる状態や、少し加熱などの手を加えるだけで食べられる事が好評です。
一から料理をすると、何品も作るのに1,2時間かかってしまって、でも食べるのは数分で終了ですと、料理の時間がもったいなく感じる方も多いと思います。
なので、できるだけ休日以外は料理に時間をかけないで、でも手作りを食べられることが作り置きが好評な理由かと思います。ただ作り置きを用意しておくだけではなく、その作り置きが自分の体の内側から綺麗にしてくれる(インナービューティー)料理だと、女性はより嬉しいですよね。
体と心は食べ物でできています。自分を作る食べ物で、インナービューティーに特化した作り置きレシピをご紹介します。
目次
1.作り置き料理のポイント
調理編
・調理器具は清潔なものを使う
・料理はしっかりと中まで火にかける
・殺菌効果のあるスパイスや酸味のあるものを活用する
・濃いめの味付けで保存性をあげる
保存編
・保存容器は消毒する
・冷凍は小分けにする
・冷ましてから、冷蔵庫に入れる
〜保存容器の特徴〜
【ホーロー容器】
・熱に強い
・汚れがとりやすい(洗い物がラク)
・匂いがつきずらい
【プラスチック】
・汁気の多い食品の保存や持ち運びに向く
・湿気を嫌う乾物の保存に向く
・容器の中で下味をつけたり、振ることもできる
・電子レンジの使用可能
【ガラス】
・匂いがつきづらい
・密閉性が良い
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2.インナービューティー料理のポイント
インナービューティー料理を作る上で大切なことは、「腸内環境を整える食事」です。腸を整えることで、痩せやすい体、美肌、アンチエイジング、気持ちの安定など、より毎日が過ごしやすくなります。腸内環境を整えるために大切なことは、下記です。
①旬の野菜の活用
- 春:菜の花、アスパラ、春キャベツ、新玉ねぎ、スナップエンドウ、山菜等
- 夏:トマト、きゅうり、なす、ピーマン、ゴーヤ、オクラ、パプリカ等
- 秋:きのこ類、さつまいも、里芋、青梗菜、にんじん等
- 冬:かぶ、白菜、大根、ネギ、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー等
②発酵食品・発酵調味料の摂取
醤油、味噌、酢、甘酒、塩麹、醤油麹、納豆、チーズ、ヨーグルト等
3.インナービューティーレシピ作り置きレシピ3選!
今回ご紹介するレシピは、インナービューティーに特化しながら加熱するものは、油を一切使わずに野菜の甘さを引き出す調理方法で作っています。なので、洗い物もとっても楽ですよ。
① 根菜のスイートチリソース和え
保存期間:冷蔵庫3〜4日
このレシピは甘辛い味なので、酢豚にも似た味です。
パンチの効いた料理が食べたいときにオススメです。
材料
玉ねぎ(くし型切り)・・・50g
にんじん(乱切り)・・・40g
ブロッコリー(小房にわける)・・・8房
れんこん(乱切り)・・・ 100g
大根(いちょう切り)・・・100g
<スイートチリソース:A>
酢・・・大さじ4
みりん・・・大さじ3〜
甜菜糖・・・大さじ3〜
豆板醤・・・小さじ1/3〜
作り方
- 鍋に2~3mmの水と野菜を全て入れ、野菜にひとつまみの塩を振り蓋をして、弱火で蒸し焼きにし、野菜がやわらなくなったら一度バットに取り出す。
- ボウルにスイートチリソースの材料を入れよく混ぜ合わせたら、①の鍋に入れ弱火で熱しとろみが出たら火を止める。
- ②に①の野菜を入れ、絡めて完成。
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② ねぎ味噌
保存期間:冷蔵庫3〜4日
2品目は、作り置きしておくといろいろな料理に使える万能調味料です。湯豆腐、ご飯のお供、おにぎりの具、即席味噌汁、炒め物等
材料
長ネギ(みじん切り)・・・3本
(A)
味噌・・・60g
みりん・・・1/4カップ
酒・・・1/4カップ
①鍋に2~3mmの水と切った長ネギを入れ、ひとつまみの塩(分量外)を振り蓋をして、弱火で長ネギがしんなりするまで蒸し煮する。ボウルに(A)を合わせる。
②①の鍋に(A)を入れ、水気がなくなるまで煮詰めて完成。
(随時、焦げ付かないように火加減を確認する)
③ 白菜のゆず風味浅漬け
保存期間:冷蔵庫3〜4日
火を使わず、調理器具も最小限しか使わない、簡単に作れる浅漬けです。旬の時期になると白菜はみずみずしくて、生でも美味しいです。
材料
白菜(細切り)・・・200g
にんじん(細切り)・・・30g
ゆずのしぼり汁・・・1/8個~
ゆずの皮(千切り)・・・1/8個~
塩・・・小さじ1~
作り方
- ビニル袋に白菜とにんじん、塩を入れ、よく揉み合わせる。
- ①がしんなりし、水気が出ていれば水気をしぼり、ゆずの絞り汁とゆずの皮を入れ、さらによく揉む。
まとめ
今回はインナービューティーに特化した作り置きができるレシピをご紹介しました。忙しい毎日でも、作り置き惣菜を活用して、インナービューティーを食べ物から取り入れられますね。食べて綺麗になり、自分らしい美しさを目指していきましょう!